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ハイエースのイグニッションコイルを交換してみた  2020-10-21

ハイエースの現在の走行距離は、メーター読みで 27万キロに迫ろうとしている。
新車から 3万キロ走行時に、ディーラーにてスピードメーターをグレードの高いものに交換しているので、実質の走行距離は 30万キロだ。
部品によっては劣化が進んでいると思われるが、イグニッションコイルはその間一度も交換していないので、そろそろ交換してみることにした。


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ハイエースに使用できるイグニッションコイルは、中華製だと、新品でも 1本 1,500円程度で買えるのだが、それなりの品質 (というか、耐久性 ) が無いとちょっと怖い部品なので、信頼できる NGK製を購入した。
価格は 1本 6,000円程度だった。




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新品のイグニッションコイル。
故障するときには突然故障すると聞くし、常に高電圧がかかっているのでだんだんと劣化が進んでいく部品だ。
昔は、イグニッションコイルからデストリビューターを経てプラグコードと、いろいろとこだわれる部品がたくさんあったが、ダイレクト方式が一般的となり、エンジンルームの美しさは格段に落ちてしまった。
てか、エンジンからプラグコードが無くなるなんて、当時は想像もつかなかったな。 ← おっさん




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作業的には プラグ交換 と作業がほとんど一緒なので、プラグの交換と一緒に行うのが良いのだが、自分のハイエースのプラグは 20万キロ位の時に新品に変えてあるので、今回はイグニッションコイルのみの交換することに。
まずは、エンジンルームにアクセスし…。




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エンジン上のインテークパイプを取り外す。
配管を 2か所引き抜き、パイプを留めている10mmボルトを外して手前にずらせば作業可能だ。




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イグニッションコイルにつながっているコネクタを抜き、10mmボルトを外せば、イグニッションコイルはスポッと抜ける。
取り外したイグニッションコイルは、熱の影響か、高電圧の影響かは分からないが、中央部分がかなり変色していた。
この変色は、以前 10万キロ程度でプラグ交換した際には見られなかったものだ。




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取り外したイグニッションコイルの抵抗値を計ってみたが、多少のばらつきはあるものの、まだ使用出来そうな感じだったので、捨ててしまわずに、予備として保管しておくことに。




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そして、新しい、イグニッションコイルをインストール。




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と言っても、プラグの上にイグニッションコイルをかぶせて・・・。




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ビスで固定し、コネクターを繋げばあっという間に取付完了だ。
ヘッドカバー上の汚れがかなり気になるが、ちゃんと準備してから清掃しないとトラブルの原因となるので、今回は触らず。
ちょっと拭いておこう、と適当に拭いた所、砂粒がプラグの所に落ち、次のプラグ交換の際に砂粒がシリンダー内に入り込み、結果、エンジンを痛めてしまう事があるのだ。




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ずらしていたインテークパイプも、元の位置に固定。
各ボルトの締め付けと、ホースクリップを確認し、作業終了!!




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とりあえずの始動確認。




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うん、安定してアイドリングしてる。
ま、そりゃそーか。




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時間が余ったので、以前から塗装を進めていた燃料キャップのカバーを完成させることに。
オリジナル感が欲しいので、アルミの破片に刻印してプレートを作成。




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RG の 2文字だけだとなんだかバランスが悪いので、RGX と刻印。
『X』の意味は特にない(*´з`)




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これを、塗装したキャップに貼り付けて完成。
このキャップは、1000円位で販売されている汎用の給油口キャップカバーをオレンジ色に塗装しただけだ。
黒丸の位置に、本物のステンボルトを埋め込んで、メカメカしく見せている。




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普段は全く見えない部分だけど、こういうのも良い(*´з`)




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という事で、涼しくなってきたので、ガレージでの作業も捗るようになってきた。
特に、保護具を付けての真夏の溶接は汗ダラダラなので、これからの季節は最高だ!!
やりたいことまだまだたくさんあるし、いろいろとオリジナルなワンオフパーツを作っていこう (^^)/


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