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デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

新潟県にある大沢鍾乳洞を見に行ってみた  2020-10-28

先週の新潟 に引き続き、今週もちょっと新潟県まで行ってきた。
以前から行ってみたかった、大沢鍾乳洞を見に行こうと思ったのだ。
また、探索に同行したいという事で、栃木県からハイエース乗りの まっち氏 も新潟まで、駆け付けてくれるという。


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今回も、土曜日の仕事終わりで横浜を出発だ。
環八を抜け、関越自動車道で新潟を目指す。




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先週と同様、道の駅ゆのたににて車中泊。
深夜に降っていた雨は明け方には上がり、薄日が差している。




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道の駅にて まっち氏と落ちあい、ハイエース2台で 大沢鍾乳洞へ向かう。
道の駅ゆのたにから大沢鍾乳洞まではおよそ 80Km。
一般道で 1時間半の道のりだった。
現地に到着し、駐車場に車を停める。




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駐車場の後ろの草むらには、入洞の際の注意看板が落ちていた。
懐中電灯を持参して入ってくださいという事らしい。




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自分がこの鍾乳洞に入りたかった理由は、内部にあるたくさんの落書きが見たかったのだ。
古くは江戸末期位からの落書きが壁面にたくさん書かれている写真を見て、是非ともこの目で見てみたいと思い、やってきたのだ。
照明設備も一切ないという事だったので、駐車場があったのはちょっと意外だった。




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道路脇には熊注意の看板が。
今期は本当に出没件数が多く、実際に被害も出ているので注意しなければ・・・。




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鍾乳洞へ向かう道の入り口には案内看板が。
現地まではここから 300m。
じゃ、早速行ってみますか。




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昨夜の雨でぬかるんでいる山道を登っていく。
車両の轍が残されているが、結構な上り坂のため、通行できる車は限られそうだ。




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上り坂を進んで行くと、やがて平場にたどり着いた。
奥には東屋の屋根が見えている。
鍾乳洞の入り口はどこなんだ!?




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立て看板には洞内図が書かれていた。
規模が小さそうなので、迷う心配も無さそうだ。




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ふと後ろを見ると、注意看板が置かれている。
その先には地割れのような窪みが・・・。




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この石段を下り、あの地面の裂け目から入洞するようだ。
なかなかいい感じの入り口に、ちょっとテンションが上がる。




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狭い入り口を頭を屈めて通り抜け、階段を下っていく。




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洞内には照明の類は一切無い。
入り口は狭かったが、その先は立ったまま階段を下ることが出来た。
振り返ると、入り口の坑口が上の方に見えている。




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洞内は結構高低差があるようだ。
足場も悪く、ちょっと危険な雰囲気も。
壁面には早速落書きが。

観光用の鍾乳洞みたいに、順路表示は全く無い。
でも、下に降りるしか進めないようなので、とりあえずは行ける所に進んで行くことに。




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急で狭い階段をゆっくりと降りていく。
洞内図を見たときはかなり狭そうだと感じたが、実際は高低差もあり、楽しめそうだ。




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石段を下りると、広い空間が。
天井も高く、洞床はコンクリートで固められている。
周囲には、たくさんの落書きが書かれている。
何とも異様な雰囲気だ。




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写真だとあまりうまく伝わらないが、周囲の岩盤一面に文字が書かれているのは圧巻だ。
こんなに文字に包まれる体験はなかなか出来ないようにも思う。




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坑道をどんどんと奥へと進んで行く。
ちょっとした谷に、コンクリートの橋が架けられている。




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両側に岩盤が迫る坑道を進んで行くと、洞床に階段が。
緩やかに高度を上げていくと・・・。




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なんだか、めっちゃ狭くなっている。
腰をかがめて、岩の隙間から奥へと体をねじ込んでいく。




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その先には階段が。
なんだかかなり狭そうだぞ。




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階段を登り切った所にはたしかお稲荷さんみたいのがあって写真も撮ったはずなのだが、なぜか階段の先の写真が全て無くなっていたので、この先の映像は残っていない。
ちょっと不思議だが、また、潜りにくればいいか。




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気を取り直して、次の枝坑へと進んで行く。




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錆だらけの鉄製の階段を発見。




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上部に上がれるようなので、登ってみることに。
周囲にはカマドウマやコウモリがおり、まっち氏が妙にソワソワしている。
どうやら、虫やコウモリが苦手のようだ。




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まっち氏がもうギブアップだというので、一人で上に上がっていく。
奥に進むにつれて坑道は狭くなっていく。




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膝を抱えながら進んで行くと、行き止まりの所にはお稲荷さんが。
緑青を吹いた十円玉がたくさん積み重なっている。
結構な人が訪れているのだろう。




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坑道を下り、まっち氏が待つ広い空間へと戻っていく。




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そして、次の坑道を見に行く事に。




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周囲の壁一面に書かれた落書きが壮観だ。




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それにしても、何故この鍾乳洞にはこんなにたくさんの落書きがあるのだろうか。
ただの悪戯書きにしては、場所も場所だし疑問が残る。




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広場みたいになっている場所には、悲母観世音と書かれている立て看板が。




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そのすぐ横には観音像が安置されていた。
きれいに供えられている花が、洞内の闇のなかで異彩を放っている。




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天井から滴る水を受けている石作りの桶がある。
手水場みたいな役割なのか分からないが、澄んだ水が溜まっていた。
洞内案内看板では、金明水と案内されているものだ。




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再び上部に伸びる梯子が。




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まっち氏を下に残し、上がってみる。




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狭い坑道をズルズルと進んで行くと、奥に何か見えてきた。




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奥まで行ってみると、凛々しい狛犬が2体並んでいた。




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これ以上奥は無さそうなので、まっち氏の待つ広場へと下りていくことに。




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これで洞内を全て回ったのかな。
のんびりと洞内の落書きを眺めながら戻り始める。




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見上げると、天井も高く、なかなか壮観である。
ここは、また、ゆっくりと見に来よう!




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暗い洞内から明るい外界へと抜け出す。
外に出ると、なんと、どしゃ降りの雨が降っていた。
雨雲レーダーを見てみると、この上空だけに雨雲がかかっている。
駐車場まではそれなりの距離があるので、平場に建てられている東屋で雨宿りをすることにした。




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雨宿りをしに東屋に行ってみると、お姉さん2人組が先に雨宿りをしていた。
お姉さん達は新潟の地元育ちでは無く、新潟県に嫁に来たと言うことだったが、いろいろなスポットを知っていた。
新潟県内のエモいスポットについての話をする中、新発田市の県道335号滝谷上赤谷線にある赤谷連続洞門の話題になった。
ちょっと前にネットニュースでも話題になっていたし、ここから 60Km程度なので、ちょっと見に行ってみようかな。
雨が小降りになるのを見計らい、4人で早足で下山し、駐車場へと戻る。




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時刻はそろそろ14時になる。
赤谷連続洞門を見に行くと、到着まで1時間半程度。
探索に1時間として、帰り始めるのは17時過ぎになりそうだ。
洞門から横浜自宅までは全線高速を利用しても6時間程度はかかる。
もちろん明日月曜日は仕事だ。
でもまあ、何とかなるか。




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ということで、お姉さん達と分かれ、まっち氏と共に赤谷連続洞門へと向かう事に。
いつの間にか、天気も回復してきた。

赤谷連続洞門探索 へと、続きます。





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コメント

明かりがないのも足下が悪いのも楽勝だと思いますが
>なぜか階段の先の写真が全て無くなっていた
↑これが怖い…。

  • 2020/10/28(水) 20:53:01 |
  • URL |
  • Kei #-
  • [ 編集 ]

>> Kei さん
 今になって思うと、階段の先を進んだ所が、狐のいたお稲荷さんだったような気もするのですが・・・!?
 普段潜っている軍の地下壕と違い、登ったり下ったりするので、記憶と写真が今ひとつ一致しないんです (^^;
 ここは、アクセスは悪くないので、近くを通った際には是非とも再訪したいと思ってます!!

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