
せっかく交換するのだから強化品を、と言うことで、信頼のある玄武製の製品を注文した。
価格は左右セットで 7400円。

ロアアームブッシュの交換は、ロアアームを取り外し、プレスで打ち換えるだけなのだが、ロアアームの取り外しに結構手間がかかるようで、工賃が 1万5千円~2万円程度かかるようだ。

足回りの分解というと難易度が高そうだが、基本的には大きめのボルトを外していくだけなので、自分でやってみることに。

ホイールを外し、構造を確かめる。
ロアアームとつながっているのは、ショック、ナックル、ストラット、スタビライザーだ。

ロアアーム下部の 14mm 2本と 17mm 2本のナットを取り外す。
17mmの方は、ストラットと共締めになっているので、これでナックルとストラットが切り離される。
あとは、スタビライザー下部のナットとショック下部のボルトを外せばOKだ。

ロアアームを取り外すときは、アライメントがずれないように、マーキングをしておく。
と言っても足回りを分解したら、必ずアライメントはずれてしまうので、まあ、目安程度にマーキング。

マーキングが終わったら、ナットを緩めていく。
ロアアームが下に下がってくる。

あとは、ナットを外し・・・。

ボルトを抜き取れば、ロアアームの取り外しは完了だ。
まあ、めんどくさいけど、難しい作業では無い。

取り外したロアアーム。
しかし、汚いな(^^;

プレスで抜き取る前に、ざっと洗浄し、オイルを吹いておく。

そして、プレスにて古いブッシュを抜き取っていく。

よし、あっさり抜けた。

玄武製のハードブッシュと、抜き取った古いブッシュ。
取り外したものは、経年劣化でゴムがちぎれてしまっている。

そして、純正とハードブッシュの違いは剛性だけではない。
側面についているギザギザが無いため、ローダウンした場合でも、ブッシュに変なねじれの力が掛からないようになっているようだ。

と言うことで、新しいブッシュを圧入していく。

ロアアームを外すのがめんどくさいだけで、ブッシュの打ち換え自体は数分だ。

汚れていたロアアームは洗浄し、シャシブラックにて塗装しておいた。

ロアアームの取り付けは、取り外し時と逆に、ボルト類を組み付けていくだけだ。

修理書の規定トルク通りに、各部を締め付けていく。

ショックは、上手く縮めれば上側は外さなくても行けそうだったのだが、外したほうが楽そうなのでいったん取り外した。
そして、いつも通り、タイラップで縮めて取り付けた。

あとは、スタビライザーを固定して、右側終了。

左側の作業も右側と全く一緒だ。

同じようにロアアームを取り外し、ブッシュを打ち換えて取り付ける。

スタビライザーのリンクを取り付けようとしたら、右側を先に締めこんでいるので入らない (^^;
この部分は、左右ともに、最後に締めこまないとだな・・・。

各地で雪も降り始めたので、タイヤもスタッドレスに交換。
今回、ハードストラットブッシュも一緒に交換するつもりだったのだが、部品が遅れていたので先にロアアームブッシュを交換したが、部品が届き次第、ストラットブッシュも交換 したい。
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