
ストラットブッシュの交換は、ロアアーム下の 17mm2個と、ストラット根元の1個のナットを外せば簡単に交換可能だ。
と言うことで、早速作業を開始。
車体をジャッキアップし、ウマをかける。

まずはロアアームから伸びているストラットバーを取り外す。

その際、車両前方のナットは動かさないように注意する。
位置がずれるとアライメントが狂ってしまうのだ。

車両後方側の 27mmナットを取り外す。

ストラットブッシュの交換だけなら、これ以上分解する必要はないのだが、今回、作業後にちゃんとアライメントを測ってもらうつもりなので、ロアアームまで一度取り外し、再度きっちりと組み直すことに。

取り外したストラットバー。
複雑な構造ではないが、組み直す際に迷わないように、いつもこんな感じで写真を残している。

交換するのは玄武製のハードストラットブッシュ。
ブッシュを入れ替えて組み直すだけで交換は終了だ。
このブッシュは交換すると体感できるほどに効果が分かるというので楽しみだ。

反対側も同様に作業を進めていく。

あとは、きっちりと組み上げてアライメントを取って完了!

アライメントは近所のタイヤ館で調整してもらった。
タイヤ館はブリジストングループのお店で、名前がタイヤ館に変わる前のコックピット時代から、ずいぶんとお世話になっているのだ。
調整は、スタッドレスタイヤではなく、夏タイヤにて行うことに。

アライメントは驚くほどにズレていた ( *´艸`)
マーキングしておいた位置で組んだつもりなのだが、やはり足回りをここまでバラしたらこんなものなのかな。
アライメントの調整料金は 26,400円。
ねじ位置の調整だけなのに高すぎる!!!
と思うかもしれないが、測定器は個人で買えるレベルではないくらいに高価な物なのだ。
調整後は、ハンドルセンターもばっちりと決まり、とても気持ちがよい。
ブッシュ類を交換したのも影響しているのだろうが、ハンドルを切った時の動きが物凄くリニアになった。
ハイエースは一般的な乗用車に比べ、ハンドルセンター付近の遊びが大きいと言うか、操舵感覚が一瞬遅れるイメージなのだが、それが無くなったのだ。
ちまにみ、アライメントのスペック (基準値) はあくまでもメーカー出荷時の調整値なので、車高を落としている分を考慮して調整してもらった。

アライメントの調整が終わったので、再度スタッドレスを履くことにするが、ホイールが経年劣化でボロボロなので、塗装することに。
ゴシゴシと洗って汚れを落としてみると・・・。

融雪剤の影響か、紫外線の影響か分からないが、塗装はムラだらけだ。

ピアスボルトを全部抜いて塗装しようかとも思ったのだが、とりあえずは適当にマスキングしてそのまま塗装。

仕上がりは、ピアスボルトがブラックメッキみたいな感じになって案外いい感じ。
よし、このまま取り付けちゃおう。

今シーズンはどのくらい雪が多いか分からないけど、奥只見に通う5月くらいまではスタッドレスタイヤを履いておこう。

そして仕上げに、フロントガラスのステッカーを作る。
と言うのも、タイヤ館のピットは、違法改造車は入れないのだ。
フロントガラスのステッカーは剥がしてきてくださいと言われたので、素直に剥がして持って行った。
タイヤ館がまだコックピットだった時代は、はみタイでも、触媒が無くても、腹が摺りそうでも入庫出来たのだが、今はそんな時代ではないのだ。

と言っても、フロントガラスの上部 20%内に貼ってある分には道交法上は問題ないはず。
新しいステッカーを作り、ちゃっちゃと貼り付ける。

アライメントも調整したし、タイヤも履き替えたし、週末はちょっと雪のある所に出かけてみようかな。
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