と言うのも、このピアスボルト、プラスチック製のダミーボルトで、接着剤にてホイールと固定されていたので、外す際に破損してしまう可能性が高かったからだ。
今回は、そのピアスボルトの交換をしてみようと思う。

早速、ヤフオクやメルカリでダミーのピアスボルトを探したのだが、新品は、ボルト1個当たり 130円くらいする。
このホイールだと、ホイール1本あたり17個、計68個のボルトが必要だ。
ちょっと、高すぎるなあ・・・。
そんな中、アルミ製の中古ダミーボルトが100本で送料込み 2000円で売っているのを見つけたので早速購入。
とりあえずは届いたボルトをクレンザーで洗浄してみた。

ボルト自体はきれいになったのだが、ダミーボルトとはいえ本物のアルミ製なので、表面が酸化してしまっている。
光沢が全く無いのだ。

そこで、ボルトを旋盤にセットし、ワイヤーブラシにてこすってみた。

上が磨く前のボルト。
下が、ワイヤーブラシで磨いたボルト。
光沢に加え、立体感も増した気が・・・。

1時間程度で、購入したボルト100本くらいを全て磨き上げた。
磨いているときは、オレンジ色にアルマイト加工しようかと思っていたのだが、磨いてみたら、銀色の方がホイールに合いそうな感じだったのでそのまま取り付けることにした。

10mmの 12角ソケットにて、ダミーボルトを外していく。
ホイールに圧入し接着されているようで、10本に1本くらいが割れてしまう。
割れた個所は、ドリルで揉んで、残ったプラスチックを掻き出していく。

取り外したピアスボルトはこんな感じだ。
プラスチック製で、先の部分が4つに分かれている構造だ。
圧入するだけだと外れる恐れがあるので、接着剤で止めているのだろう。

ちなみに、購入したピアスボルトの軸径は 6.37mm。
対して、元々付いていたプラスチック製のピアスボルトの軸径は 7.5mm。
このまま差し込んでもスカスカではめ込むことは出来ない。
まあ、太ければ削ればいいし、細ければ、カラーを挟み込めばいいやくらいに考えて、安ければいいやと、サイズは気にせず購入したのだ。

そこで、アルミ片でこのようなカラーを切り出した。

アルミ片を軸に取り付け、接着剤をつける。

そして、ホイールの穴にプラハンで打ち込んでいく。
カラーを挟み込み、なおかつ接着しているので、走行中に飛んでしまうこともないだろう。

2時間ほど淡々と作業を続け、ホイール4本のピアスボルト打ち替えが終了!
だいぶきれいになったし、スタッドレス用のホイールとして、もうしばらく頑張ってもらうことに。
地味な作業だったけど、お金をかけずにきれいになって、満足です (^^)/
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