添加剤投入前は、1000Km走行ごとに 1L 程度のオイルを消費していたが、はたして・・・。

と言うことで、横浜を出発。
都内から国道4号へと進み、日光方面を目指す。

行き先や目的は特に決めていないのだが、日光から足尾を経由して横浜に戻ると、添加剤の効果が出てっ来る、丁度いいくらいの距離かなと。
しかし、日曜日だというのに道がガラガラでほとんど停車しないせいか、ガソリン車のハイエースとしては、やけに燃費が良い。
横浜からの平均燃費が、12.5Km/L を記録している。

日光から国道 122号を南下し、足尾エリアに入る。

通洞変電所に到着。
何度も見ているが、相変わらず良い雰囲気だ。

特に、外に貼りだしたこの階段の感じがたまらない。
内部からは、変電設備の音だろうか。
ブーンという、低周波音が響いてくる。

この変電所から道を挟んで、反対側には、わたらせ渓谷鉄道の高架が走っている。
その向こう側には大きなシックナーが。
鉱山施設なのだろうか。

変電所の並びには、廃墟となった通洞動力所がある。

以前は向かって左側部分も残っていたのだが、いつの間にか倒壊してしまったようだ。

中央のレンガ造りは、屋根部分も含めて残っている。
産業遺産としてしっかりと管理されている遺構も良いが、自分は朽ちるままの遺構も好きなのだ。

内部は以前訪れた時はがらんどうだったが、崩壊がだいぶ進んでいそうだ。

変電所からの通路の途中に柵が設置されてしまったので、合法的 (かどうかは微妙だが) に内部を見るには、道路から斜面を降りるしかなくなってしまった。
内部の様子はたくさんのサイトで紹介されているが、最近の様子をレポートしたものは少ないようなので、機会を見て紹介したいと思っている。

変電所を後にし、群馬方面へと車を走らせていると、古びた橋が目に入った。
車を Uターンさせ、近くに行ってみる。

国道の線形改良によって廃止された旧橋のようだ。
橋自体は通行止めとなっている。

左手の親柱には竣工年の銘板があったが、右手の親柱はなぜかバラバラになっている。

橋自体は難なく渡ることが出来そうだが、立ち入り禁止と書いてあったのでこちらから渡ることは出来ない。

仕方がないので新しくできた橋を渡り、旧橋の反対側へと進んでいく。
新橋上からは、旧橋の全景が見えている。
ずいぶんと立派な石橋だ。

新しくできた橋を渡ると、そこが旧道との分岐点となっていた。
橋の銘板には 『唐風呂橋』 と書かれている。

とりあえず、旧道方向へと進んでみよう。

旧道上の路盤には、たくさんの看板が置かれている。

法面には大きな崩落もなく、きれいな状態が保たれているようだ。

アスファルトは剥がされていないようだが、法面から落ちてきた土砂が堆積し、表面を覆っている。

現役時はカーブからの橋梁という、山岳道路によくある道だったのだろう。
残された注意看板がいい感じだ。

近くで見ると、旧橋の下部はコンクリートアーチに支えられており、なかなかの迫力だ。

こちら側の親柱も、なんだかすごいことになっている。
乗用車の衝突によるものなのだろうか。
不安定な親柱をトラロープで巻いているが、突然の落下に耐えられるようには見えない。

旧橋のすぐ脇には砂防ダムが。

このまま橋を渡り、車に戻ることにした。

遠目には随分ときれいな橋に見えたのだが、近くで見ると欄干の痛みも激しい。
これも、車両の衝突によるものか。

欄干のデザインは、コンクリートに鉄パイプを渡す感じで、なかなか洒落ている。

橋の真下にも砂防ダムが。
古めかしい橋の下は、完全に整備されている。

ただのゴムにしか見えないゴムジョイントだが、内部構造は複雑で、いろいろな技術が使われている。
マンホール好きや、消波ブロック好きがいるように、橋梁のジョイント好きとかもいるのかな ( *´艸`)

旧橋の向こうに、旧い橋台の様なものが。
旧旧橋があったのかなとも思ったが、砂防ダムの一部なのかもしれない。

橋を渡り切った所にある、謎の標識。
形と文字数的には、かなりレアな徐行標識にも見えるが、どうなんだろ。

と言うことで、ごく短い区間ではあったが、いろいろと楽しめる旧道区間だった。

橋を後にし、国道を南下していく。
途中、草木湖の展望台へ寄り道するために、草木橋を渡り右岸側から草木ダムへと向かう。
以前、その展望台に立ち寄った際、あずまやに、おおきなクマのぷーさんがいたので、今でもいるのか気になったのだ。

あずまやの近くまで車で行けるので、向かっていくと…。
あ、なんか、もう一人いる!!

あずまやに行ってみると、プーさんの横にはスヌーピーが。
え、これってスヌーピー??
スヌーピーって、こんな、モヒカンみたいな感じだったっけ。

あずまやのテーブル上にはプーさん日記が。
前回ここに来たのは丁度1年前だが、その時にはノートは見かけなかった。

ここで他の人を見かけたことは無いのだが、案外人が訪れているようで、ノートにはたくさんの書き込みがあった。

次に来た時に、また仲間が増えてるかも!
また見に来る楽しみが出来た。

帰りは国道17号を南下し、のんびり帰宅。
その後、エンジンオイル量を調べてみたところ、規定量とほぼ変わらずだった。
走行 20万キロくらいの時の前回の添加剤注入時はオイルの減りがほとんど無くなったので、今回もオイルの消費量が抑えられると良いのだが・・・。
まだ、添加剤注入から 400Km程度の走行なので何とも言えないけどね。
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