自分のハイエースには、ゲートアップダンパーが取り付けてあるので適合しないのだが、工夫して取り付けたところ、問題なく取り付けることができた。
しかし、アイズブロッカー内部にゴムが仕込まれているので、リアハッチに何かをぶら下げると、ちょっとハッチが下がってしまうようになってしまった。

この矢印の部分にゴムが入っているおかげで自動的に折りたたまれるのだが、その反面、この矢印の方向に、常に力かかっている。
ハッチのダンパーと力は釣り合っているので、勝手にハッチが降りてくるわけではないが、何かをハッチに干しておくには都合が悪い。
そこで、ダンパーを固定する治具を作製してみた。

材料は、捨てようと思っていた壊れたキャンプ用のパイプチェアの足、
この足をダンパーの長さに合わせ切断し、フライス盤にて切り込みを入れていく。

アルミにしてはちょっと固いなあ、と思っていたら、なんと内部に鉄パイプが仕込まれているようだ。
アルミだけだと強度不足と言うことなのだろうが、キャンプの椅子がこんな構造だと初めて知った。
ま、全部の椅子がこの構造では無いと思うけど。

内部の鉄パイプを抜いてしまいたいが、なかなか抜けない。
穴の部分が引っ掛かっているようだ。

とりあえず、その部分を叩いて平らにしてみる。

ハンマーで内部をたたき出し、バイスを使用して引き抜くことに成功した。

分離した外側のパイプを、早速ダンパーに装着してみる事に。

と言っても、この部分にはめ込むだけだ。
これだけで、少しくらいの重さがハッチにかかっても、ハッチは降りてこなくなる。

機能的にはこれで完成なのだが、見た目とボディーへの傷防止のために、パテを使用して両端を加工することに。

このパテは、練るだけで、タップも立てられるくらいにカチカチに固まるので、耐久性にも期待が持てる。
両端に適当にパテを盛って・・・。

色を塗り、適当なステッカーを貼ってみた。
ちなみに、本体は赤のスプレーを吹き、両端はタッチペンの白で塗ってみた。

取り付けは、ダンパーに挟み込むだけ。

そこそこ目立つので、取り外すのを忘れることも無さそうだ。
ちなみにこの治具を取り付けたままハッチを下ろそうとしても、当然ハッチは降りない。

使用しないときは、棒状のものに挟んでおけるし、廃棄するゴミから作った割には満足いくものが出来たかな。
バックドアの内側に、瞬時に使用できるハッチストッパーを取り付けてみました。
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