1万5千円程度で作った割には、丈夫で十分に機能を果たしている。
しかし、引き手の部分が未塗装だったので、今回、その仕上げをすることに。

積載している荷物は、現在 70Kg程度だが、これくらいの重さなら、全く問題なさそうだ。
今回は、鉄筋むき出しの引き手の部分を塗装して、スライドフロアを完成させることにする。

引き手を塗装する前に、角を丸くしたりと、もう少し形を整えておく。

発色を良くするために、まず白で塗装し、その後、オレンジ色に色を重ねた。

取り付けは、左右のコーナー補強ねじに共締め。
左右とも、1本ずつしか止めていないが、ねじ部分に力がかかる構造ではないので問題ないだろう。
ただ、使用している鉄筋が中実なので、真ん中あたりを強く引くと多少のしなりがある。
使用するのに問題は無いが、ちょっと頼りなく感じてしまう。
引く部分を切断、溶接し、中空のパイプに交換すれば、しなりもなくなり使用感は良くなりそうだ。

アルミ地の本体色と、オレンジ色がいまひとつ調和していないような気もするが、まあ、いいだろう。

作業中、スライドレールを引き出した時にベッド下を覗くと、床を切って開けたガソリンタンクへのサービスホールの仕上げが気になったので、ついでにこちらもきれいにしておくことに。

この穴は、ヒューエルポンプへのアクセスを簡単にするために以前に開けたのだが、ガムテープを周囲に貼っただけの仕上げだったのだ。

ここへのアクセスは、そう頻繁に行うものではないが、FFヒーターへの燃料供給機構 や、走行距離的にもそろそろ壊れそうな、燃料ポンプの交換の際のアクセス口となる。
今のハイエースの装備だと、スライドフロアを取り外し、ベッドキットを取り外し、ベッド下の電装を切り離し、床板を取り外さないと燃料ポンプにアクセスできないので、床を切り取り、アクセス口を設けたのだ。
ちなみに、山奥や、携帯の通じない場所での燃料ポンプの故障に対応できるように、予備のポンプ(モーターのみ)を常に積み込んである。

今回は見た目だけ良くなればいいので、適当なアングル材を切断。

それを両面テープで貼り付けて完成させた。

アングル材を使用すると、簡単にぼろ隠しが出来るので、自分はこの方法を良く使う。

そして、スライドフロアに何か文字を入れてみたかったので、飛行機の羽根の上などに書かれている、" NO STEP " の文字を入れることに。

静荷重なら人間一人くらい乗っても大丈夫そうだが、不用意に乗られても困るからだ。

白いスプレーを吹いて完成!

日本語も入れてみたくなったので、ステンシルっぽいデザインでシートを切る。

同様にスプレーしてみるが・・・。

ステンシルっぽくする線が細すぎて、普通の文字になっちゃったかな。
最後に、両脇のレールが丸見えなので、L字のアルミで隠すことに。

端っこのネジと干渉する部分をこんな感じで切り取って・・・。

両側のアングル材に両面テープにて接着する。

これで、両側に見えていたスライド機構も目隠しされて、すっきり!!
まあ、そんなこんなで、とりあえずはスライドフロア完成です。
今後は、スライドレール変更による耐荷重のアップとか、一番奥の荷物が外まで出てくるように、引き出し量を増やしてみるとか、やってみようと思ってます (^^)/
キャスターが重さに耐えられないので、金属製の物に交換してみました。
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