
GoogleMapの航空写真でも、大きな白い手が確認できる。

子の権現 (ねのごんげん) という神社の裏手から山に入ればすぐにたどり着けるというので、まずは神社へと向かう。
離合箇所が少ない山道をどんどんと登っていく。

子の権現へと登る道の入り口まで来た。
この先はかなり細い急坂が続くらしいが、既にかなり細い道を進んできている。

道の細さ自体はそれほどでも無かったが、とにかく坂がすごい。
雪でも降ったら、車で登るのは厳しそうだ。

しばらく走り、頂上駐車場に到着。
あまりの上り坂に、油温計は120℃にも達しそうだ。

と言うことで、靴を履き替えて、早速探索開始だ。

参道を神社の方角へと歩いていく。

かなり立派な神社のようだが、人影はない。
ちなみに、駐車場には何台かの車が止まっていたが、なにやらテレビの撮影を行っていたようで、これらの車が引き揚げた後は駐車場も閑散としていた。

神社を通り過ぎ、登山道へと向かう。
航空写真の位置情報だと、もう、この辺りのはずだが・・・。

辺りを見渡しながら、高度を下げていく。
すると・・・。

斜面の下に白い手が見えてきた。

写真では伝わらなそうだが、高低差は 20m程度か。

登山道を迂回すれば安全にこの場所まで行けそうだが、直接でも、まあ、下れそうだ。
ゆっくりと斜面を下り、手の前まで来た。
うん、たしかに大きいな。

裏手に回ってみる。
手首の位置で切り取られている・・・、というより、こういう造形なのだろう。

どういう経緯でこの手がここにあるのかは分からないが、検索してみたところ、芸術家のアート作品のようだ。

ちなみに、材質はFRPの白ゲルコート仕上げだ。
中は空洞で、作品の重量は 100Kgもなさそうだ。

FRP自体は、かなり厚く積層してあるようで、人が乗っても全く不安はない。
と言うことで、珍しいものが山中にあるというだけで、ただ見に来ただけのレポとなってしまった。

下ってきた斜面を登り、神社へと戻り始める。
下りに比べて登りは大変だ。

先ほどはただ通り抜けてきただけの神社だが、なかなか趣がある。

いい感じの竹林を抜けると・・・。

参道なのだが、なんだか、民家の裏手のようだ。

ちなみにここ、子の権現は、通常の厄除け以外に、足腰祈願を行っているようだ。

足腰祈願だからか、コンクリート製の巨大な下駄が安置されている。
しかも、その鼻緒が、超大径のコルゲートチューブで出来ている。

山頂に位置しているので、展望台が設置されていた。

空気が澄んでいれば、スカイツリーが見えると言うことだが、ちょっと分からない。
右手に見える白いのは、所沢の西武ドームかな。

駐車場に戻る際に、ちょっと気になってしまった。
もしかして、彼らも FRP !?

いや、ちゃんと、石造りか。
まあ、さすがに FRP はないか。

山門に、良い感じの注意看板が。

と言うことで、ちょっと、見に行ってきただけのレポートでした (^^)/
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