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富津にある、岩屋観音堂に行ってきた  2021-04-23

千葉県富津市にある岩屋観音堂。
ここにはたくさんのやぐら群が存在するのだが、戦時中は周辺住民のための防空壕としても利用されていたという。
と言うことは、やぐらを拡張していたり、新たに壕を掘ったりもしているかも知れない。
これは、ちょっと見に行ってみなければ!!


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某日夕刻、岩屋観音堂に到着。
日没も近い時刻からの探索だが、早速辺りをウロウロしてみることに。




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駐車場に車を停めると、早速崖の下に穴を発見。




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内部をのぞき込んでみると、けっこう奥まで続いているようだ。




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と言っても、これもやぐら群の一部かも知れない。
まずは、やぐら群がどんな物なのかを確認しておこう。




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階段を上がっていくと、山肌にたくさんの穴が開いている。
吉見百穴みたいなものを想像していたが、それとはちょっと雰囲気が違っている。




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お堂の後ろに、何やらいい感じの穴が開いている。
先にこちらに潜ってみよう。




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外が暗くなってきていることもあり、内部は真っ暗だ。
照明設備はあるようだが、通電していないようだ。
懐中電灯で奥を照らしてみると、壁面にはたくさんの摩崖仏が掘り込まれている。




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突き当りを90度左に折れる。
奥野通路にもたくさんの仏像が彫りこまれている。
地質が脆いのか、風化が進んでいるものもある。




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再び角を左手に曲がると、お堂の反対側へと抜けているようだ。
説明看板によると磨崖仏がたくさんあるこの坑道は、ご利益たっぷりと言うことだ。




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外へ出て周囲を見渡すと、階段を発見。
早速登ってみる。




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岩盤を削って作られている階段は、地下壕にある階段とそっくりだ。
段によって高さが違っているのもいい味を出している。




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階段を上るとそこは小部屋となっていた。
この部屋の周囲の壁にも磨崖仏が。




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岩盤をくり抜いてあるのだろうが、物凄いデザインだ。




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もう一つ、階段があったので、こちらも登ってみる。
先ほどよりもちょっと広い部屋で、壁を抜いている分開放感もある。
テーブルと椅子が置いてあるのがなんだかシュールだ。




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すっかり日が暮れてしまったが、もう少し探索を続けることに。




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一旦駐車場に戻り、周辺の崖を調べてみる。




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山肌には、他にもたくさんの穴が開いている。
幅は狭いが奥行きはけっこうありそうだ。
でも、水没が酷く、今回の進入は断念。




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さらに進むと四角い切りかけを発見。
でも、これはただの窪みのようだ。




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切り立った斜面に、微妙な深さの掘り込みが。
手前に遺された切りかけを見る限り、もともと深い穴だったのが、後世になって山を切り崩し、この部分だけが残されているような感じだ。




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扉が取り付けられている個所もある。
扉は隙間がなく、中の様子を伺い知ることは出来ないが、これだけしっかりと塞いであるということは、それなりの深さがあるということなのか!?




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道路沿いを歩いていくと車庫として利用されている穴が。




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奥はトタン板のようなもので塞がれているようで、まだ奥へ続いていそうな感じだったが、私有地のようなので奥までは行かなかった。




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そして気になったのはここ。




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中を照らしてみると、なんと、碁盤の目状に掘られているように見える。
これは明らかにやぐらとは異なる構造だ。
道路の高さと一緒だし、おそらく防空壕の一部だと思われるが、これは入って調べて見なければ!!

ということで、近いうちに探索してきます! ← 探索待ち

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