毎月1度はエンジンをかけ、動作チェックをしているのだが・・・。

いつものように発電機のチェックをしようと発電機のエンジンをかける。

すると、発電機から、大量のガソリンが流れ出してきた。
え? え? なんだこれ。
辺りにガソリンの匂いが立ち込める。
こんな状態なのに、エンジンは安定して動いている。

とりあえず、原因を調べるために分解してみる。
基板にはガソリンはかかっていないようだ。

先月稼働させたときには問題無かったのに、一体、発電機に何が起きたのか。
中華製の格安発電機なので、何が起きても不思議じゃないが、ほとんどテスト運転しかしていない発電機がこんなに簡単にこわれてしまうのか!?

キャブレターの下あたりに大量のガソリンが垂れている。

分解を進めながら調べていくと、遊んでいるホースを発見。
抜けているのかと思い、調べていくと・・・。

なんと、
ガソリンタンクに取り付けてあるグロメット部分から折れて破損していた。
この状態で再度エンジンをかけてみると、エンジンがかかると同時にこのホースからガソリンが漏れ出てくる。
どうやらこのパイプはガソリンのリターンパイプのようだ。

ホース自体、品質に問題があるのだろうが、同じ径のホースのストックが無かったので、とりあえずはグロメット内部にホースを通し、接着して修理することにした。

エンジンの振動と、経年劣化でホースがちぎれたようだが、そもそもこの発電機は試運転以外、ほとんど稼働させていない。

ホースと接着させたグロメットを、ガソリンタンクに取り付けて、再び試運転。
とりあえずはガソリンの漏れも無く、問題なさそうだ。

今回はこれで修理完了としたが、ホース類は品質の良いものに交換したほうが良さそうだ。

エンジンがかかっている状態でいつの間にかガソリンが漏れたりしたら大変なので、このタイミングでガソリン漏れに気が付いたのはラッキーだったのかもしれない。

と言うことで、筐体を元通りに組み立てる。

ちなみにこの発電機、Amazonにて確か 3万円ちょっとで買ったものだ。
定格出力は 700Wしかないが、基本的には災害時にサブバッテリーへの給電用に購入したのでスペック的には問題ない。

しばらくエンジンをかけ様子を見たが、ガソリンが漏れ出す気配はない。
と言うことで、とりあえずは整備終了。
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