Digital Artworks TeeART Blog.

デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

真浦隧道を見に行ってみた  2021-07-14

前回記事のトンネル群探索 を終え、能登半島先端の国道249号を珠洲市方面へと走り出す。


MU210626_190039.jpg
海岸線を気持ちよく走っていると、真新しいシェークブロック がたくさん設置されていたので、ちょっと車を停めてみる。
すると・・・。
前方の岬に二つのトンネルが見えているではないか!
この位置関係、完全に新トンネルと旧トンネルだな。




MU210626_190045.jpg
スマホで覗いて拡大してみる。
岬の先端近くのトンネルは、どうやらガードレールで通行止めとなっているようだ。




MU210626_190049.jpg
と言うことは、内陸側のこのトンネルが新トンネルかな。
内部に照明も灯っているようなので、間違いないだろう。




MU210626_191402.jpg
と言うことで、とりあえず閉鎖されているトンネルを見に行ってみる。
道路を進んで行くと、旧トンネルに向かうと思われる道は車が入れないように柵が設置されていた。




MU210626_191621.jpg
閉鎖されてからの年月が短いのか、路盤は痛みも少なく、まるで供用中の道路のようだ。




MU210626_191622.jpg
やがてトンネルが見えてきた。




MU210626_191708.jpg
扁額には真浦隧道と書かれている。
トンネルへの進入を阻むガードレールには、「落石の為」と看板が掲げられているが、トンネル自体は崩落も無さそうだ。




MU210626_191814.jpg
坑口付近はかなり立派なコンクリートで巻き立てられていたが、奥へ進んで行くと坑内は素掘りにコンクリート吹き付けに変わった。
しかし、傷んでいる様子は全くない。




MU210626_191846.jpg
そして、反対側の坑口に近づくと、再びコンクリートの巻き立てに変わった。




MU210626_191924.jpg
トンネルを出て進んで行くと、前方の道路が瓦礫により塞がれているのが見えてきた。




MU210626_191950.jpg
近づいてみると、かなりの規模の崩落だ。
道路横の崖が崩落し、そのまま路面に落下してきている。




MU210626_192026.jpg
いつからこの状態なのかは分からないが、まるで崩落したてのような生々しい姿だ。
※ 後日調べてみたところ、2007年3月の能登半島地震で崩落したようだ。




MU210626_192139.jpg
すぐ横にはコンクリート吹き付けで保護された崖がそびえ立っているが、この崖もいつ崩落するか分からないような不安感に襲われる。




MU210626_192318.jpg
かなり無理しないと、瓦礫を乗り越えて反対側に行くことは難しそうなので、素直に来た道を戻る。




MU210626_192326.jpg
ふと見ると、トンネル脇に古道のような物が。
トンネルが掘られる前に岬を回りこむための道路だろうか。




MU210626_192341.jpg
ちょっとだけ進んでみる。
幅50cm程度の掘り込みが岬に沿って続いている。




MU210626_192344.jpg
高さは10m程度だろうか。
時刻は既に19時20分を回っている。
このまま暗くなって足を滑らせたら確実に大けがをしそうなので、ここも無理をせず戻ることに。




MU210626_192348.jpg
しかし、横浜と経度が違うとはいえ、この時間でもまだこんなに明るいのにはびっくりだ。




MU210626_192425.jpg
ちなみにこの道路は、奥能登絶景海道 と名付けられている。
この部分は崖崩れによって新トンネルの逢坂トンネルで迂回しているが、素晴らしい景色の中をドライブできそうだ。
周辺にはまだ気になる箇所がいくつもあったので、この付近はまた探索に来ようと思っている。




MU210626_192746.jpg
ということで、次回の訪問に続きます。 ← 探索待ち

関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://teeart.blog107.fc2.com/tb.php/655-fc1e59c7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)