小型で消費電力も少ないため、車中泊の際にも活用できそうだ。

Webや雑誌で話題となっていたので、購入してみたのがちょうど1年前。
価格も3万円程度とまあまあ手ごろだったので入手してみたのだ。
しかし、何度か夏の車中泊の際に使用したが、基本的にスポットクーラーなので、当然だが車室全体を冷やすことは出来ない。
窓全開で扇風機の方が快適なことも多く、ほとんど使わなくなってしまったのだ。

手放してしまうことも考えたが、本体はコンプレッサー式なので、熱交換機と吹き出し口側を完全に分離出来れば、もっと快適に使用できるのではないか。

30℃を越える室内でも、吹き出し口からは冷たい風が結構な勢いで吹き出している。
と言うことは、この冷たい空気にのみ触れていれば、涼しく過ごせるのではないか!?

と言うことで、スポットクーラーを利用した空調寝袋を作ってみる事に。
まずはダクトコネクターを利用し、ダクトのジョイントを作る。

この位置にぴったり取り付ければOKかな。

アルミアングルを用意して・・・。

切り込みを入れる。

ぐるっと折り曲げて四角く成形。

穴位置をマーキングしたら・・・。

ドリルにて穴を開ける。

ネジでしっかりと固定し・・・。

内側に緩衝材を貼り付ければ、ジョイントの完成だ。

本体にダクトジョイントをはめ込み固定。

そしてダクトをつなぎ、1人用の格安寝袋を2つ結合した、かなり大きめの寝袋の足元部分にタイラップにて固定。

排気ダクトを室外に出しても、本体自体が結構な熱を持つ。
本体自体が熱交換機なので当然と言えば当然だ。
本体を車外に出してしまうのが効率的に一番良いのだろうが、雨の問題もあるし、荷室の一番後ろに設置することに。
稼働時は、荷室の温度が上昇しないように、ハッチを少し開け、それ以外の窓は全開にすればいいかな。

効果を確かめるために、早速試してみる。
スポットクーラーのスイッチをONにすると、あっという間に寝袋は膨れ上がった。

この日の外気温は 31℃くらい。
テスト時の車内の温度計は窓全開でも 36℃を示していたが、寝袋の中は快適そのもの。
頭だけ出して、首の周囲から風が抜けるようにするのが体感的には一番涼しかったが、寝袋の中に全身を入れてしまうのも捨てがたい。
日中のこの温度下でも汗がすっかり引いてきた。
と言うことは、夜の気温が落ちてきたときに使用するには、寝袋の内部にタオルケットなどを持ち込まないと寒いくらいかも。
予想以上に大成功だったので、熱帯夜の車中泊がちょっと楽しみに ( *´艸`)
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