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白石人形の蔵に戦時中の品々を見に行ってみた  2021-08-05

宮城県白石市に、昭和の品々を多数展示している『白石人形の蔵』という施設があると言うことを知った。
戦中の貴重な資料もたくさんあると言うので、早速見に行ってみた。


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オリンピック開催に伴う連休の前日、仕事が終わった後に横浜を出発することに。




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首都高を抜け常磐道に入り、福島県いわき市の湯ノ岳PAに向かう。
湯ノ岳PAで車中泊し、明日は海沿いに国道6号を北上するつもりだ。




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翌朝、常磐道を降り、国道6号を仙台方向に進んで行く。




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以前からこのブログでも何度も紹介している帰還困難区域 を抜け進んで行くと・・・。




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工事中だった橋もすっかり出来上がっていた。




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国道6号線から国道113号に入り、白石市の『白石人形の蔵』に到着。
名前の通り、蔵を改装して営業しているようだ。




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蔵の入り口で入場料金 400円を支払い、早速蔵の内部へ。
蔵の中は、まるで昔の駄菓子屋さんのような雰囲気だ。
土曜日の訪問だったが、自分の他にお客さんはいない。
写真も自由に撮影して構わないと言うことなので、写真を撮りながら展示物を見ていくことにした。




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80年代のアイドル雑誌がたくさん置いてあった。
その横には70年代、60年代の同様の雑誌も。




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昔のソフビ人形もたくさん展示してある。
好きな人にとっては価値のあるものなのかも知れない。




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昭和の頃の携帯ゲーム機だ。
この機種は子供のころに遊んだことがあり、なんとも懐かしい気分になってしまった。
電池が入っておらず稼働させることは出来なかったが、これはレストアして動態保存したい逸品だ。




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雑多な人形がたくさん入っているこのケースも、今となっては貴重なものだろう。




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昭和前期の薬品が詰まったケース。
地下壕の探索では、当時の薬瓶を見つけることもあるが、中身まで入って展示してあるのは初めて見た。




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蔵の1階にはこのように昭和の雑多なグッズが大量に展示されていたが、この蔵の2階には戦中の遺物が展示されていると言う。
今度は2階を見に行ってみる。
1階は土足のままだったが、2階は靴を脱いで登っていくというスタイルだ。




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2階に上がってきた。
周囲のガラスの中には、いろいろなものが展示されている。




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出兵の際の御旗や提灯、そして当時のポスターなどを展示しているようだ。




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様々なものが所狭しと並べられている。
貴重なものや、珍しいものもたくさん展示してある。




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なかなか良いデザインの鞄だ。
これは欲しい( *´艸`)




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宮城県にある施設と言うことで、地元に関する展示が多いのだが、このように大分県の襷も置いてあった。




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戦没遺族の家と書かれたホーロー製のプレート。
このようなものが存在することを初めて知った。




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郵便貯金の麻袋。
これもなかなか珍しい。




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そして、ガラスのショーケース前に置かれた机の上には戦中の新聞が。束になっておかれていた。
ほとんどが昭和17年頃の報知新聞だ。




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見出しを見ているだけでも当時の報道の様子が伝わってくる。




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また、新聞の広告欄も興味をそそるものがたくさん掲載されていた。
この、東芝のマツダランプは、地下壕に落ちている定番の電球だ。




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ガラスケースの前に雑多に置かれた防毒面や水筒。
状態も良いのだが、無防備に置いてあるので、ちょっと心配になってしまう。
那須の戦争博物館に行った際、館長さんが「たまに展示品を持って帰ってしまう人がいる」 と言っていたのを思い出したのだ。




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これらの品々も、今となっては当時を伝える貴重な物だろう。




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この辺りの展示はホント、博物館ぽいな。


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このほかにもたくさんの品々が展示されている。




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写真で紹介しきれるものでもないので、興味のある方は是非とも足を運んでいただきたいと思う。




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1時間近く展示物を眺めていたが、別館もあると言うことで、今度は別館に行ってみることに。




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別館に行くときは、別館の鍵を開けるので声をかけてくれと言われていたので、そろそろ階下に降り、館長さんに声をかけ別館へと向かうことにした。




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館長さんに鍵を開けてもらい、別館の中へ。
別館と言っても、同じ敷地にある別の蔵だ。




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蔵に一歩入ると、内部の雰囲気は先ほどの蔵と同様に昭和の展示にあふれていた。




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これが人形の蔵という名前の所以なのか、とにかくたくさんの人形がある。




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自分には人形の価値は全く分からないが、コレクターにとっては貴重な物なのかもしれない。




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本館の蔵と同様に、2階にも展示があるので登ってみる。
階段の途中にも、ポスターなどが貼られており、見どころはいっぱいだ。




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蔵の2階に上がってきた。
なんだか視線を感じる。
すごい数の日本人形だ。




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人形の表情も各々微妙に違っている。
別館の2階は日本人形だらけだ。




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別館の蔵は、中央部分が2階と吹き抜けになっており、階下を見下ろすことが出来る構造になっていた。




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階下に降り、再びのんびりと展示を見て回る。
昭和のミニカーなどのおもちゃもたくさん展示されていた。




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本館、別館と、たっぷりと見学させていただいたので、そろそろここを出ることに。
駐車場もあるし、展示品も興味深いし、近くを通ることがあれば是非ともまた立ち寄ってみたい。




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見学を終え、当初の目的は果たしたが、明日も仕事はお休みなのでもっと運転がしたい。
この場所から日本海側までは 180Km程度か。
下道をのんびり走っても、夕方には日本海側にたどり着けるだろう。
そこでちょっと足を伸ばして山形県の酒田市を目指すことにした。

ゆるゆるドライブ編に続きます。



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