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デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

glafitのLOMをメンテしてみた  2021-09-08

1年ほど前にクラウドファンディングにて支援し、購入した電動バイク、glafit 社の LOM。
届いてから 3か月ほどちょこちょこと乗ってみたので、気になったところを書いてみようと思う。


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玄関に運び込まれたLOM。
届いたときは、なんて大きい箱に入っているんだろうと驚いた。




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早速箱を開けてみる。
車体は完全に組み立て済みのようで、保護テープや緩衝材で保護されている。




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箱から取り出し、早速展開してみる。
箱から取り出した車体は、部屋の中で見てもかなり小さく見える。
折りたたみ機構は非常に良く考えられており、説明書を見るまでもなく簡単に展開できた。




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車体重量はバッテリー込みでも 17Kgを切っており、取り回しはかなり軽い。




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折りたたみ機能のあるハンドルなので多少のガタは仕方ないが、運転に支障が出る事はなさそうだ。
ちなみにこのハンドル、展開時は広げるだけでカシャッときれいにはまり込みロックされる。
折りたたむ際も、バネを縮めて倒すだけと、なかなか良く考えられている。
ただ、グリップはスポンジ製のしょぼいものが取り付けてあり、質感は良くない。
こんなスポンジグリップじゃ、安定して走れなそうだ。




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これだけ軽く小さいので、いろんな所に持って行けそうだ。
まずはサイクルキャリアにそのまま載せてみる。
重量的にも電動自転車より軽いので、このまま荷締めベルトで縛ればハイエースの背中に積んでの移動も問題なさそう。




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ベッドマットを取り外してしまえば、スライドフロアに乗せたまま車内にしまい込めそうだ。
でもこれだと寝る場所が無くなっちゃうな。




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次に、ベッドの下に寝かして収納してみた。
電動だからこそ可能な積載方法だ。




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でもこの置き方だとはウインカーに負荷がかかるので、この積み方をするなら何らかの対策をしておかないと、いつかウインカーが破損してしまいそうだ。




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ま、実際に使い始めたら、荷室の端にベルトで固定するのが一番楽だったんで、この方法に落ち着いてしまった。
雨に濡れても簡単に壊れることは無さそうだけど、やっぱり濡らしたくないもんね。




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まだ走行距離は 30Km程度だが、各部を点検してみる事に。



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すると、折りたたみハンドル内部のネジの締め付けトルクがちょっと甘い。
車に積んで常に揺られている事もあるが、両側ともにほとんどトルク 0に近くなっていた。

追記
 このネジは、ハンドルの固定位置調整ネジという事が判明しました。
 閉めこんだ状態から少しずつ緩めていくと、ある位置でハンドルの上下ブレが全く発生しない位置が見つかります。
 緩めていき、ハンドルがカチッとはまらなくなった場合は、緩めすぎなので、少し締めてみて下さい。
 ハンドル固定状態での上下ブレの原因はこのボルトの調整不足という事です。





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また、ステム下部にあるこのネジも、ゆるゆるになっていた。
このネジは、ハンドルを固定していない時にフォークとの角度を一定に保つためのものだが、結構重要な部品だ。
これ以外の場所は、しっかりと締め付けられており、不安なところは無かった。




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スポンジで、やわらかくてしょぼいグリップは、スクートや自転車に取り付けている物と同型のものに交換した。
これだけで、乗車時のハンドルとの一体感と言うか、安定感が倍増した。
スポンジに比べて重量は増すが、これは絶対にお勧め。




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そして、これはお勧めは出来ないが、ボタンの同時押しによりメンテナンスモード(設定画面)に入れることが分かった。
各種変数の値を変更できるようだが項目も多く、まだ完全な解析には至っていない。
設定を変更する際は各変数の初期の値をメモっておかないと、元に戻せなくなり燃費が悪くなったりとか、未知の不具合が起こる可能性があるのでこれは自己責任で。




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と言うことで、タイヤのついている物は何でも改造したくなっちゃうんで、簡単な所からまずは、ブレーキディスクを変えてみる事に。




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ディスク自体はごく普通の自転車用。
140mmサイズの物であれば、何でも大丈夫そうだ。




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ノーマルの重量は 101g.




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今回交換するのは Amazonで購入した放熱性能アップのフローティングディスクだ。
一見重そうに見えるが、重量は 88g程度と、かなり軽い。




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また、フローティング構造となったことで、タイヤの回転ムラも解消されるかもしれない。
というのも、いくら調整しても、ブレーキパッドとディスクの当たりを、満足に調整できなかったのだ。




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1枚 1000円程度の格安ディスクだが、見た目も良くなって満足( *´艸`)




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リアも同様にさくっと交換。




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インホイールモーターだが、車体の下側から配線をある程度引き出すことが出来る構造になっており、配線を切り離さずに交換が可能だった。




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うーん、あとは何か出来ること無いかな。




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車体を眺めていたときに、ライトの上部にあるネジ穴に取り付ける、小さなキャリアが純正部品として売られていたことを思い出した。
純正はアルミ製だろうし欲しいなあと思ったが、まだ販売されていないし、一般販売時には 5000円を超える値段になりそうなのでとりあえず作ってみる事に。




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材料は、平板と丸棒。




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平板を適当なサイズに切断し・・・。




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やすりで角を丸く成型していく。




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これが車体との機械的結合部分となる。




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相変わらず、設計図的なものは無いので、現状合わせでイメージを膨らませていく。




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車体のネジ位置を取り・・・。




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金具へと転写。




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そして、穴を開けていく。
デザイン的に、上側はV字にしてみようと思いつき、一番上は大きい穴を開けてみる。




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適当に面取りし、金具完成。




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今度は丸棒を曲げ、本体を成形していく。




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以前造った曲げ機が大活躍だ。




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キャリアには積載時のベルトもかけたりしたいので、頑丈にするためにサポート材も溶接することに。




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各部材を組み合わせながらどんどんと溶接し組み立てていく。




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仮付けしてみる。
上部は切断してV字デザインにしてみようと思ったが、なんだかカッコ悪そう・・・。




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そこで、結局は切りかけ部分は溶接で埋めてしまった。




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ステンレスのM5キャップボルトでしっかりと止めているので、キャリアを持って車体を持ち上げても全く不安は無い。
ベルトも十分かけられそうで、これは大満足!!

今後はフレームの形も変えていきたいんで、やはりアルゴン導入してアルミ溶接だな( *´艸`)



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