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ハイエースのパワステポンプを交換してみた  2021-12-02

パワステポンプの新品が格安で手に入ったので、ハイエースのパワステポンプを交換してみることにした。
ちなみに、エンジンはガソリン2Lの1TR-FEだ。


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これが入手したパワステポンプ。
純正品で未使用だ。
交換するはずだった車両を廃車にしてしまったという事で、格安で譲ってもらったのだ。




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エンジンフードを開けるとパワステポンプは一番上に鎮座している。
既に30万キロ程度使用しているので、不具合は出ていなくてもそろそろ替え時だろう。




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パワステポンプは、ベルトによりプーリーを回し、フルードを圧送するという単純な構造だ。
配管も、高圧配管、低圧配管の2本だけ。
配線はセンサーコネクタ1本という構成だ。




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パワステフルードは前回入れ替えてから5万キロ以上は走行している。
前回交換した際はリザーバータンク内のフルードを何度か入れ替えた。




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今回はパワステポンプごと交換するのでエア抜きが必要なのだが、まずは、カップ内(リザーバータンク内)の交換でどのくらいきれいになるか実験してみることに。




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カップ内から抜いたフルードが左側。
右側のきれいなものが新油である。




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新油を足し、ハンドルを左右いっぱい何度も切ってフルードを循環させる。




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ウェスにつけた感じだと、ちょっと
きれいになっている気もするが・・・。




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カップから抜いてみるとまだまだ黒い。
ちなみに真ん中のボトルが1回交換して抜いてみたフルードだ。




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同様の方法で3回目の交換をしてみる。




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左から、1回目、2回目、3回目。新油の順番だ。
色はまだまだ黒いが、作動油としては問題ないはずだ。

ただ、色がきれいにならないと気が済まない人は、カップ内の交換ではどうにもならなそうな感じ。

という事で、今回の目的はパワステポンプ自体の交換なので、低圧側のホース(リターンパイプ)からフルードを排出しながら全量のフルードを入れ替えた。




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パワステポンプの交換は、Vベルトを外しボルト2本を外す必要がある。
ハイエースのエンジンである1TRーFEのベルトはオートテンショナーで張られているので、テンショナーをちょっと下げてやれば簡単に外すことが出来る。




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上側の配管が低圧パイプだ。
フルードの全量交換をする際は、このパイプを外して古いオイルを排出しながらカップ内に新油を入れ続ければOKだ。




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下側の配管が高圧側。
結構な圧がかかるので、リターン側と違い、ガスケットでしっかりと塞がれ締め付けられている。
余談だが、パワステオイルと呼ばずにパワステフルードと呼ぶのは、このオイルは作動油だからだ。
潤滑油の場合はオイルと呼ぶが、作動油の場合はオイルと呼ばずにフルードと呼ぶ。
同様に、ブレーキオイルも潤滑油ではなく作動油なので、正しくはブレーキフルードだ。
まあ、どうでも良い事だが。




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パワステポンプ本体は、ボルト2か所でエンジンと留められている。




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ボルト2本をエンジンから抜き取る。




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エンジンのブロック間に挟み込まれているので、ボルトを外してもなかなか外れてくれない。
プラハンでコンコンとしながら、丁寧に外していく。




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ボルト自体は再利用不可扱いではないので、再使用する前にきれいに洗浄しておこう。




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取り外したパワステポンプと、新品のパワステポンプ。
故障していた訳ではないが、やはりきれいな部品は気持ちが良い。




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高圧吐出口側のガスケットは再使用不可なので新品に交換する。
純正は2枚がつながった形状だったが、まあ、大丈夫だろう。




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取り付け部分の汚れをブレーキクリーナーにて洗浄。
組み付け後は手が入らない場所なので、せっかくなのできれいにしておいた。




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修理書によると締めつけトルクは21Nだ。
ボルトを外す時はかなりきつく締まっているような感触だったが、思っていたよりは緩い感じなのね。




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という事で、パワステポンプ本体をエンジンに組み付けていく。




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センサーコネクタを繋ぎ・・・。




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高圧側の配管を連結する。
こちらのトルクは50Nだ。




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低圧側の配管をつけてしまうとベルトを張るのに邪魔そうだったので、先にVベルトを付けてしまう。
付けるのも、オートテンショナーなので調整も不要で楽ちんだ。




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ベルトが各プーリーにきちんとかかっていることを確認。




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最後に、低圧側の配管を接続し、カップ内に新油を入れていく。




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そして、配管内のエア抜きを。
エア抜きはフロントを上げた状態で、エンジンをかけずにハンドルを何度も左右いっぱいに切る。
カップ内に泡が出てこなくなるまで、何度もすえ切りを繰り返す。
カップ内のフルードが減ってきたら継ぎ足しをし、液面が落ち着いてきたらエア抜き終了だ。




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最後にエンジンをかけ、各部からの漏れが無いかを確認。
これにて、作業終了だ。




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取り外したパワステポンプは捨ててしまうので、せっかくなので内部の構造を見て見ることに。




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内部を見て見ると、めちゃめちゃ賢い機構が現れた。




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遠心力によって楕円形の外周に沿って進むプレートが、オイルを押し出していく構造のようだ。
区画ごとの体積が変化するのを利用して、オイルを圧送する構造だ。
これ考え付いた人、天才でしょ。




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という事で、無事にパワステポンプの交換が終了したので、今度は交換してからそろそろ10万キロを超えるプーリー類のベアリング交換でもしてみようと思う。


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