今まで何度も横を通り抜けていたが、無くなる心配はないしいつでも行けると思い、今まで立ち寄ったことは無かったのだ。

その神社は群馬県北部の国道122号沿い、みどり市に位置する。
前日の夜に横浜を出発し、藤滝不動尊の近くにある、道の駅くろほね・やまびこにて車中泊をする。

翌朝早速神社へと行ってみる。
国道122号沿いと言っても、国道と神社には高低差があるようで、国道を逸れた小径より参道を登って行かなくてはならないようだ。

参道を登っていく。
周囲には見事な桜が咲き乱れている。

参道沿いに山側からの水路が構築されている。
かなり古そうな水路だが、きれいに整備されているようだ。

どんどん参道を登っていくが、ヒトガタは現れない。
ヒトガタは一体どこにあるんだろう。

いくつもの階段を上っていくと、小さなお堂が現れた。

お堂の奥には更に上へと続く階段が。

お堂の真上には、国道122号の橋梁が通っている。
時折通り過ぎる車の音が聞こえてくる。

参道脇に、刀を模した鉄板が。

そしてついに現れた、参道脇にある階段の手すりに現れた、大量のヒトガタ。

ノギスを持参していないので正確には分からないが、0.6mm程度のブリキ板を手作業で切り抜いている感じだ。
バリも無く、非常に丁寧に切り抜かれているが、一体だれがどうやって作っているのだろう。

手足のみの物もあるが、完全なヒトガタタイプもぶら下がっている。

日中に見るとそれほどの不気味さは無いが、夜に訪れるとなかなか雰囲気は良さそうだ。

中には朱色にペイントされているものもある。

せっかくここまで登ってきたので、行けるところまで登ってみると、最奥部は滝にぶつかり崖となって終わっていた。

滝の脇には剣を持った石仏があった。

とても小さな滝だったが、ちょっと下がった所に滝つぼが見えている。

管理用の足場が据え付けられていたので降りてみることに。

この日は温度も高く、ちょっと暑いくらいだったので、水しぶきがとても気持ち良かった。

この鉄板がどこで入手できるのかは分からないが、おそらく身体の快方を願って祀っているのだと思う。

趣旨としては良くある類のものだが、このように鉄板のヒトガタを祀る神社はかなり珍しいのでは!?

アクセスも簡単だし、興味のある方は是非!!
場所 〒376-0307 群馬県みどり市東町花輪 地図
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