
今回のメンバーは、yakumo氏、空母欲奈氏、あきひさ氏と自分の4名だ。
雨の降る中、住宅街の外れにある壕口に向かう。

狭い壕口から体を滑り込ませる。
内部はまるで鍾乳洞のような濡れた岩盤だ。
奥に向かい真っすぐに坑道が伸びている。

天井からも鍾乳石が垂れ下がる。

全てが石化しており、壕床もカチカチだ。

奥へ進んで行くと分岐が。
接続部には段差が付けられている。
掘削の際の誤差によるものかと思ったのだが・・・。

段差のある行動の奥は行き止まりのようなので、水捌けを考えての掘削なのかな?

この先もかなりの坑道があるというので、どんどんと奥へ進んでいく事に。

進んで行くと、壕床に金ボタンが落ちていた。
もしかして、当時の将校の物なのか!?

この辺りは壕内を広げて大きな空間を作っている。
ちょっとガレてはいるが、なかなかの空間だ。

坑道に沿って、灯り置きだろうか、凹みも構築されている。

似たような景色が続くが、分岐だらけでテンションが上がる。

また、この地下壕は残留物が多く、インク瓶やアンプルなど、ガラス製の遺物が見受けられた。

かなりの広さがあるという事で、今回はばらけずにみんなで進んで行く。

壁面に何やら穴が開いている。

銃眼かなとも思ったが、この感じは測量ミスで抜けてしまっただけかな。

碍子も落ちていたが、何となく近年の物のような・・・!?

壕床はぬかるんでいるように見えるが、この辺りも石化してカチカチだ。

岩盤もゴツゴツとして堅い。

どんどんと進んで行くと、鍾乳石で固められた床がまるで絨毯のように続く坑道が。

そしてその先には開口部が。
開口部の先については大人の事情で紹介できないが、定時を知らせるラッパの音が鳴り響いていた。

壕口に近いせいか、この辺りは崩落も結構ひどい。

崩落を防ぐためにコンクリートで覆工されている個所も見受けられる。

結構歩いてきた気もするが、これでもまだ半分も回っていないようだ。

行けそうなところは全部回らないと気が済まないので、奥へ奥へと進んで行く。

長く真っすぐな坑道を進んで行くと・・・。

また、ガレた空間が。

天井付近の石が落ちてきているようだ。

その先の坑道にもガレがあったが、これは掘削時のガレを寄せてあるのかな。

進んで行くと、足元に何やら穴が開いている。

穴の中には別の空間が。

と言っても、これも掘削ミスで隣の坑道と繋がってしまっただけのようだ。

普通に歩いているように見えるが、奥に進むにつれガレ場が多くなってきた。

足場も悪く、しっかりと体を保持して進んで行かないと危なそうな場所もある。

ガレ場を抜けると、天井から鍾乳石が垂れ下がる空間が。
なかなかの眺めだ。

そして、その先に進んで行くと足元に何やら落ちている。

一瞬ダイナマイト!?
とも思ったが、ただの積層電池のようだ。

こちらの乾電池は単一乾電池に見える。
まあ、単一乾電池は戦前からあるので、あってもおかしくは無いのだが。
という事で、まだまだ奥に続いていそうなので、後半へと続きます!!
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