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自宅の階段にスロープを作ってみた <後編>  2022-07-03

この記事は、自宅の階段にスロープを作ってみた <前編> からの続きです。



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たたむ方向にはいい感じで動作するようになったスロープだが、開く方向についても、すーっとゆっくり落ちていくようにしたい!
という事で、開いていく際に縮まる位置に、ガススプリングを取り付けることにした。




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ガススプリングの支点位置を床面より下にしないといけないので、鉄板を切りステーを作っていく。




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現物合わせでサイズを決め、段ボールで型紙を作る。
後で支点の位置を微調整できるように、ちょっと大きめのステーを作ることに。




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鉄板表面を適当に磨いて・・・。




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プラズマカッターにてサクッと切断。




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そして、ステーの出幅を調整するためのカラーを溶接しておく。




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あとは部品を組み合わせるだけだ。




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何度も動作を確認し・・・。




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反対側のステーを作っていく。




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両側のステーが完成した。




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折り畳み部分の床板は180度反転するので、ガススプリングが干渉しないか、ちょっと心配だ。
ま、ガススプリングの取り付け位置を変えられるようにしたので、なんとかなるだろう。




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現状合わせでどんどん組み立てていく。




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組み立てながら、部品が干渉する位置の形状を変更したりして、改良していく。




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この、組み立て工程が一番楽しい ( *´艸`)




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本体にステーを溶接し・・・。




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仮組しながらガススプリングの位置を決めていく。




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とりあえず、1本目のガススプリングの取り付けが完了。




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期待通りの動きをするか、ゆっくりとスロープを展開していく。
うん、真上に上がる位置までは、ほとんど力もいらずに気持ちよく持ち上がる。




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そこから先の落ちていく方向は、ガススプリング1本だとちょっと、心もとない。




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やはり重さがあるので、1本では支えきれず、結構なスピードでスロープが下りて行ってしまうのだ。




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あわよくば、1本でもなんとかなるかなと思っていたが、全くダメそうなのでガススプリングをもう一本取り付ける。




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その際、スロープの重さを完成形に近づけておかないと、バネが強すぎて開き切らなかったりするので、まずは床面を仕上げてしまう。




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と言っても、軽トラの荷台に敷くシートをカットし、床板にビス留めするだけだ。




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床板を完成させ、もう1本のガススプリングを取り付ける。




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そして、動作確認をしてみると・・・。




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良い感じでスロープが下りていくようになった。
スロープが下がる方向にスプリングが圧縮されているので、持ち上げるのもほとんど力を入れる必要がない。
これは気持ちいい!




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ちなみに下りる方向のガススプリングを片側に寄せた理由は、ステーを作る個数が減るというのもあるが、階段側に余計な出っ張りを増やしたくなかったというのが理由だ。




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動作も問題なさそうなので、コンクリートにアンカーを打ち、上部と下部をボルトにて固定。
これで、重たい原付バイクを昇降させてもずれることは無いだろう。




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折りたたみ時に持ち上げる取っ手は、楽に持ち上げられるように、こんな形にしてみた。




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軽い力で持ち上げることが可能で・・・。




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折りたたんだ際には階段の隙間にぴったりと収まる。
持ち上げる際には、初めに取り付けた取っ手で持ち上がるし、なかなかいい感じに仕上がった。




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試しに原付バイクを上げてみたが、全く不安なく持ち上げることが出来た。
ちなみに床板は、倉庫にあった廃材を敷いただけで、防水・防腐の対策は全くしていない。
ま、今まで使っていた木工のスロープも、その対策なしで4年位使えていたので、今回も、床板がボロボロになるまではこのままでいいか。

後は、使いながら、不満点を解消していこうと思ってます。
これだけ軽い力で開閉できるようになったので、スロープの電動化とかも面白いんだけど、モーターとかの防水の機構を考えなくちゃいけないし、そもそも稼働率もそこまで高くないので、しばらくはこれで行こうかな。


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