
憩いの森で集合し、一宮カントリークラブ近くに移動。
早速探索を開始する。

と言っても、未踏の壕を発見するという訳ではなく、既知の地下壕の銃眼を貫通させに来たのだ。

スコップ片手に準備を・・・。

パパさんが youtubeの撮影をしながら地下壕へと入っていく。

じゃ、自分もお邪魔しまーす!

地下壕の内部は非常にきれいに掘られている。

これは掘りかけの銃眼かな。

内部は結構広そうだ。

床に瓶が並べてある。

どんどんと奥へと進んで行く。

ここは行き止まりのようだ。

別の坑道を進んで行くと、右手に棲息部のような部屋が作られている。

部屋の入り口から、既に岩盤を削って作られたベンチが見えている。

部屋の内部に入ると、見事な掘り込みで作られていた。
これは、なかなかすごい。

この部屋の入り口の側面には、両側に窪みが。
灯り置きなら片側で良いだろうし、なんだろうこれは。

棲息部を出て奥へ進むとそこには銃室が。
今回の目的は、この埋まった銃眼を外部へと貫通させることだ。

銃室のすぐ脇には本来の出入り口があるが、こちらも山肌にあるため土砂に埋もれてしまっている。

銃眼の先と思われる山肌を調べてみる。
地形的に、この付近で間違いなさそうだ。

山肌の土砂をどかしていくと、やがてその下の岩盤が現れた。

地下壕の内部からも同時に掘り進み、内部から目印のリボンを突き出す。
貫通だ!!

場所さえ分かれば、あとは周囲を掘り進むだけ。
と言っても、これはかなりの重労働だ。
土砂を掘り出す yakumo氏とmaya氏の姿はまるで工兵だ。

地下壕内部の銃室から見ても、完全に貫通しているのが確認できる。

きへい氏が、本来の出入り口を調べている。
ここも貫通させるつもりだろうか。

土砂の量が多く、人の出入りは叶わなかったが、とりあえず貫通させることは出来た。
左側の隙間がそれだ。
ちなみに、奥に見える部屋が、貫通させた銃眼のある銃室だ。

一通りの作業が終了したので、そろそろここを退出することに。

ここは崩落も少なく、非常にきれいに掘られている地下壕であった。

アクセスも良いので、また訪れてみたいと思う。

という事で、車でちょっと場所を移動して、今度は川廻しの途中にある壕を見に行ってみる事に。

かなり高い位置に壕口がぽっかりと口を開けている。

近づいて見ると、もう一つ壕口が。
これは、よくある”コ”の字に掘られている地下壕か?

壕口付近の崩落も少なく、簡単に内部へと入れそうだ。

早速内部へと進んで行く。

奥は左右に分かれているようだ。
単純なコの字では無さそうだ。

しかし、右手にあったのは通路ではなく、棲息部のような小部屋。
あまり丁寧ではないが、ベンチのような物も構築されている。

今度は左手へと進んでみると・・・。

ゆっくりと折れ曲がり、先ほど外から見えていたもう一つの壕口へとつながっているようだ。
左手の壁がまるでコンクリートのように見えるが、これは自然の岩盤で、地層に沿って剥がれたような感じだった。

一通り見て回ったので、そろそろ下に降りる。

そして、ガサゴソと藪を抜け車に戻る。
この日は他にもたくさんの地下壕を回ったので、順次記事にしていきます!
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