ハイエースに取り付けた水道設備改良 2023-05-23

先日製作したハイエースの水道設備だが、しばらく使用してみて不満点も出てきたので改良してみる事にした。

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給水タンクは仮の物を設置していたのだが、助手席の背面に固定できる大きさのポリタンクを入手したのでこれを使う事に。
容量は実質６リットル弱だが、まあ、十分だろう。

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そして、溶接で取り付けてある排水ボールの金具類も、アルミ材で作り直すことに。

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ま、そもそも溶接して作る意味も無かったし、アルミを組み合わせたほうが見た目も良さそうだなと。

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形自体は問題ないので、同様の形をアルミで作っていく。

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排水ボールとの接合は、ネジによる機械的結合とした。

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基本的には上側のねじで止まっているだけで、下側のステーと排水ボールは固定していない。

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排水ボールの材質が程よくしなるステンレス材なので、上側だけ固定すれば十分なのと、下側をフリーにすることによって、斜めに駐車している際にも、排水ボールの下側にカラーを差し込むことで水平を出せる構造としてみた。

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新しい機構を新たに作っていくのも楽しいが、今回みたいに既存の設備の改良も、とっても楽しい作業だ。

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配管や配線を作り直し、おおよそ完成。

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これで、コックを開いた状態でボタンを押すと勢いよく水が出てくる。
しかし、排水のスピードが追い付いていない。
排水の穴が小さすぎるのだ。

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まあ、こんな小さい穴からだと遅いのは仕方がない。
そもそも少量の水を流すだけなので、大きい必要もないのだが、あまりに小さすぎる。
排水スピードはなんとかするとして、それ以外の機構を確認していく。

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折りたたみ機構は全く問題なさそうだ。
指でテーブルの下に押し込むと・・・。

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このように、テーブルの下に完全に入り込む。

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特に固定はしていないのだが、排水用のシリコンホースが折れ曲がり、ちょうどロック機構のように作用しているのだ。

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ちなみに、助手席の後ろがっわにはまり込んでいるのが上水道用の水タンクだ。

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という事で、排水のスピードを上げるためにボールの改良をしていこう。

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まずは、排水管のジョイントを交換。
内径を倍以上の大きさにしてみるのだ。
これでガンガン排水できそうだ。

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今まで取り付けていた古いジョイントを取り外す。

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新たに用意した内径の大きいジョイントを、適当な形に加工していく。

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そして、ボール側の外形とジョイントの外形を合わせ、接着剤にて接合していく。
あとはプレスで一晩押しておけば、しっかりと固定できそうだ。

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一晩置き、しっかりと固定されたボールの排水部。
念のためにレジンで周りをしっかりと固めておいた。

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ジョイントに合わせ、排水管自体も太いシリコンホースへと換装。

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車体下への導水も、太いものへと入れ替えていく。

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ちなみに、車体下へと向かう配管は、助手席カバー (エンジンカバー) のちょうどバッテリー上部なので、カバー開け閉めの際に問題無いように、このような構造とした。

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という事で今回の改良は終了だが、上水用の水を給水する際に、レカロシートだと非常に使い勝手が悪い事が判明。
と言うのも、ハイエースバンの純正シートの背もたれは前方に完全に倒す事が出来るのだが、レカロシートの背もたれは倒れるは倒れるのだが、完全には倒れない。
使い勝手向上のために、助手席だけシート変えようかな・・・。