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[戦跡] 久里浜にある巨大地下壕に潜ってきた~後編  2023-08-21

この記事は前編からの続きです。



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坑道を進んで行くと、今度は天井部分に直径10cm程度の穴が開いていた。




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その真下の足元にも、同様に直径10cm程度の穴が。
恐らく、壕の調査時の物なのだろうが、このような痕跡は横浜・横須賀周辺の複数の地下壕で見受けられる。




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その先にある小部屋に入ると、奥の壁にきれいな掘り込みが。




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地下壕内での掘り込み自体は頻繁に見られるが、掘り込みの内部をきれいに固めてあるのは珍しい。




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その後も壕内をどんどんと奥へと進んでいく。




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長靴程度の水没エリアとなってきた。




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水没した坑道をジャブジャブと進んでいく。




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水没区間は短く、少し進むとすぐに乾いた壕床が現れた。
まだまだ奥がありそうな感じだ。




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奥に進むにつれて、だんだんと崩落個所が増えてきた。




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天井部分が落ちてしまっているようで、壕床には大量の瓦礫が積み重なっている。




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瓦礫の上をゆっくりと進んでいく。
分岐部分の崩落が特に激しい。




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分岐部分の崩落部分の上から見下ろすと、坑道自体は無事のようだ。




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どんどん奥へ進んでいくが、もはや迷路状態で自分のいる位置すら分からなくなっている。




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まあ、そのうちどこかに抜けるでしょ。




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何度も現れる崩落個所を乗り越え、まだまだ進んでいく。




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長いガレ場を進んでいくと・・・。




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やがてきれいな通路へとたどり着いた。




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両側に排水溝が切られている。




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壁面には支保工の跡が残されている。




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それにしてもきれいに作りこまれているな。




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天井には碍子が残されている。
このあたりには電気も引かれていたのだろう。




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いくつも小部屋があるので入ってみると、壁面にまた掘り込みが。




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こちらの掘り込みは、岩盤をそのまま削って作られていた。




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掘り込みの上にも何かをはめ込んでいたような跡がある。




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という事で、かなり長い時間壕内を回っていたが、時間的にそろそろここを出なくてはならない。
全部回れていないと思うので、この壕にはまた潜ってみたいと思っている。




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外はすっかり暗くなり、激しい雨が降っていた。
びしょびしょになりながらも草をかき分け車に戻り、本日の探索は終了です。


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コメント

コンクリで囲われた物置きスペースは火薬類の保管庫かもしれませんね。

  • 2023/08/22(火) 17:28:16 |
  • URL |
  • きよしろう #/UR05x4U
  • [ 編集 ]

>> きよしろう さん
 結構広い地下壕の割にはこのように構築されている場所はここしかなかったのと、その掘り込みの大きさから、
 何か特別なものを入れていたのかなと思ってます。
 機会あれば、また一緒に探索いきましょ!
 案内してもらいたい場所、たくさんあります。笑

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