日立のバッテリーシステムは使用していないので、昔のビデオカメラのバッテリーを使用できるように改造したものなのだが、使用期間も長いので、そろそろ一度メンテナンスしておくことにした。

扇風機の後方には業務用ビデオカメラのバッテリーが嵌るようにバッテリーアダプターを取り付けてある。

現状は、そのバッテリーアダプターからの出力を扇風機の外部DC入力へと接続している。

今回は、外部バッテリーを内部に直接接続し、外部入力を接続したらバッテリー側を遮断して外部DC駆動に切り替わるように配線をしていこうと思う。
そうすれば、いちいち配線を差し変える事なく、バッテリー駆動と外部DC駆動を切り替えられる。
という事で、早速分解。

それ程難しい構造でもないので、どんどんバラバラになっていく。

せっかくの機会なので、羽根部分も分解してきれいに洗っておくことに。

分解しないと丸洗い出来ない構造なのだが、羽周りくらいは工具無しで分解できてもいいのに・・・。
とも思ったが、使用目的や強度を考えるとこのままの方が良いのかも。

続いて、コントロールユニットの分解を。

こちらも、強度を高めるためか、たくさんのビスにて組みつけられている。

中に入っているのは、制御スイッチと、外部入力端子、そしてコントロール基盤だ。
本来取り付けるはずの日立製バッテリーからの配線を取り出し、ビデオカメラ用のバッテリー配線と結線するようにした。

あとは元通りに組みつければ完成だ。

外部バッテリーとの接続部は、XT60コネクタにしておいた。
これなら、いろいろと応用できそうだ。

バッテリーをつないだ状態で、外部DCプラグを差し込み、回路が切り替わるかを確認。
うん、大丈夫そうだ。

きれいになった羽根を取り付け、組み立ても完了。

これで、バッテリー使用から外部のシガーソケットに切り替える際も、入力プラグを差し替えることなく、シームレスに使えるようになった。
ちなみに、電動工具は全てマキタを使用しているのになぜ日立の扇風機を買ったのか。
その理由だが、もともと電動工具のバッテリーで扇風機を駆動させる予定はなく、あくまで余り物のビデオカメラのバッテリーで駆動させるつもりだったので、たまたま安売りしていたこの扇風機を購入したという事だったと思う。
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